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カテゴリ:ぼくの新しい仲間たち
蘭と聞いて繊細な植物だと思いきや、巨大なサボテンといった風情でした。 兵庫医大の庭に青の竜舌蘭が開花したと会員のAさんがその映像を送ってくれた。竜舌蘭といっても蘭ではなくサボテン(多肉植物)の仲間で、基部のロゼッタだけでも3~4mはあり、花の茎は開花期を迎えると1日に10cm近くも伸び、6~8mにも達し、威風堂々としていささかの可憐さもない。 ただ、それだけなら僕たちムックきのこクラブの関心を呼ばなかったのだが、この花は植えてから30年以上しないと花を開かず、温帯の日本では40年以上かかるとのこと、その上、開花は1度だけで開花を終えると親株は枯れるということなので、僕たちにとっては1生に一度会えるかどうかの代物らしい。 竜舌蘭の花茎は、知る人ぞ知るメキシコの酒・テキ―ラの原材料とされるくらいだから、メソ・アメリカでは珍しくないのかも知れないが、僕たちにとっては一期一会の花。なかなか心騒ぐ生き物であり、Aさんに感謝して転載させていただいた。 兵庫医大に行けば構内には株はまだまだあり、しばらくは開花の様子を愉しめると添えていただいたのでお近くの方は是非訪ねていただきたいものだ。
蕾の状態 開花の状態
花芽の拡大 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月21日 19時32分06秒
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