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カテゴリ:きのこ地蔵
雛まつりの夜は雨となりました。仕事の後、無沙汰を重ねおじさんらしいことの一切無い私ですが、姪のサーシャさん家族と食事をするために出かけました。 頭のよく切れるギャルに育っていて、制服姿もはじめてみさせていただきました。そして食事の間中、機関銃のようにおしゃべりするのを、只ひたすらボウーッと笑って聞いて、相槌を打ち、圧倒されて帰ってきました。 若いって言うことは、それだけで財産ですね。私も負けてはいられませんが、そのエネルギーには圧倒されます。 そんな会話の渦にたゆたいながら、3年前の雛まつりの頃訪ねた壺坂奥のおびただしい石仏群はどうしているかなと思いだしていました。その日も朝から雨。
雛まつりとはうってかわって、壺坂寺より高取城への道半ばには、写真に納まりきれないほどの無名の石仏群がいたるところの露岩にきざまれており、何か異様な雰囲気をかもしています。
雛の夜にさほどふさわしいとは思えない図像ですが、夜陰にまぎれて濡れそぼつ石仏へおもいをはせるひととき。 桃の雨の連想が思いがけないところへ私を運んでいったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月03日 23時27分15秒
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