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カテゴリ:きのこ目の日本史
この4月29日の昭和の日に斎行予定の、大戦殉難北方異民族慰霊40年大祭に向けて、父の遺品と写真を整理しました。勲章のことは知っていましたが、勲五等瑞宝章とともに位記として從六位に叙せられていたことは初めて知りました。カラフト(サハリン)やインドネシアの自然や動植物、ドリアンのことなどはよく聞きましたが、軍に属することは父の口からは一切聞いたことはありませんでした。 律令の昔なら從五位以上が貴族なので、從六位というとさしずめ貴族予備軍ということでしょうか。
僕が知っているのはパレンバン特務機関長時代に某氏よりもらったという下記の象牙でつくられたという象のバッチだけで、これは小さい頃、胸につけて得意になった記憶があります。 それにつけても、戦後70年、戦争の悲惨さを伝える人の殆どが鬼籍に入って久しい平成27年、日本は再び正念場を迎えていると感じています。 さて、この節目の年から私は、亡き父の遺志をどう伝えて行くか、目下ねじり鉢巻きで考えています。 歳月の風化に曝されてきた異民族慰霊の碑ですが、私は異民族の「異」というキーワードを中心にして、非戦の碑へのパラダイム転換が可能だと考えはじめています。
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最終更新日
2015年03月13日 20時36分13秒
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