|
カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
5日後に控えた慰霊祭に向けて、神戸護国神社へ大掃除に行ってきた。サクラの名所だけに桜のしべがどっさり積り、石ころ、そして、碑が隠れるほど茂った樹木の枝の剪定。砂まみれ、埃まみれながらふるいを持参したことで石ころ落葉の分別がかなりシステマチックにやれたことと、Sさんが来て完璧なまでに草を抜いてくれていたお蔭で、草ぬきの1工程が省かれ、とてもスムースに運ぶことが出来た。
暗くなるまでかかると思っていたのが早く終了したので、今回あきらめていたアトリエ2001で開催中と聞いていた坂出達典さんの自動描画展を覗くことにした。ところが、教えてもらった会期が僕の聞き間違いで、2日後の日曜日から始まることが判明。
しかたがないので、といっても面白かったのだが、目下開催中の「Collection ICON展」(上・写真)を観ていると、もうひとつ夙川・苦楽園のウラン堂で終了まじかの作品展を思いだし、佐古馨・永尾博司・脇山さとみによる「里山百貨店」を梯子することにした。 坂出さんの自動描画展は4月26日~5月6日 アトリエ2001 〒657-0836 神戸市灘区城之内通5-3-8 JR灘駅山側・阪急電鉄高架下53 TEL090-6666-4322(清水) 運よく滑り込むことができ、じっくりと鑑賞できたが、木地と漆の佐古、組木と照明の永尾、陶芸と木工の脇山の三者は、それぞれすごい力量の作家で、これは目が離せないなと思った。 佐古馨さんの木地と漆作品
脇山さとみさんの陶芸と木工作品
永尾博司さんの組木作品
僕がこんな器でコーヒーが飲みたいなと思ったのは脇山さとみさんの作品。 しかし何よりもラッキーだったのは、この企画ギャラリーのオーナーの中嶋清介さんに出会って1時間余り親しく話が出来たことだ。 このオーナーが実に面白い人物で、ご自身も現役のデザイナーで、ローカルな関西にこだわりがあり、様々な企画や都市形成の提言をやっていてその話が抜群に面白かった。佐古さんも良い後援者に恵まれたなぁと思ったことである。
ウラン堂 〒662-0074 西宮市石刎町9-13 TEL&FAX0798-56-8690 URL.www.uran-dou.com
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月24日 23時02分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[ヘテロソフィア・アート] カテゴリの最新記事
|