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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
笹川健一 ガラス工芸作品 Art Marche Osakaは年々進化し続けて、とても充実したものになってきた。クリエイティヴという形容がぴったりの若い作家たちが続々と結集しはじめているのはとても壮観である。 私が注目してきたのは金澤の「ギャラリ-点」の作家たちだが、ここでは加賀百万石の風土に基づく伝統をしっかりと体現した作家たちを多く擁していることが素晴らしい。そして、息の長いアーティストプロデュースの仕事を手掛けてきたみやびさんの努力も、北陸新幹線開通で、ようやく実を結びはじめる感があり、目が離せない。
寺脇扶美 日本画の手法によるアート作品
静観朋恵 Tomoe Shizumi
山岸紗綾 Saya Yamagoshi 漆工芸
クニト KUNITO 宇宙犬とコスモス(秋桜の咲きわう宇宙)
真壁陸二 Rikuji Makabe 次の河野氏同様点の中心的作家
河野迪夫 ギャラリー点の中心的作家となりつつあるMichio Kono作品
堀一浩 点の作家の中では異色の絵画作品 また、ギャラリー 点と作家間の交流のあるギャラリー OUT of SPACEでは、河野滋子さんが、石塑作品に自家調合の香料を添えた作品を出品していて、滋子さん健在なりととても心強いものを感じた。
そして僕がかってギャラリー点で出会って衝撃を受けた山本優美 (Masami Yamamoto)さんの作品とご本人に再会できたことは、何よりもうれしいことだった。
不思議な質感の記憶を粘土にとどめる優美の陶芸を超えた陶芸作品にはいつも驚かされる。 僕がアートの力を感じるギャラリーは、島本了多、江川純太、岡本光博などの気鋭の作家を擁する東京のeito eikoだ。 ここではパロディ、キッチュ、コピー、といったあらゆるアート戦略を駆使した作品が満ちていて、とても刺激を受けた。 また、画家の稲田早紀、藪乃理子、箔を駆使したアート作品を手掛ける野口琢郎を擁するNii Fine Arts 。Iwata Mayukoや小島千明を擁する愛知のギャラリー龍屋、ろうけつ染め作家の安藤隆一郎を擁するモリ ユー画廊、赤松亜美や高田光治の活躍するナチュラル志向のギャラリー 風の動向にも注目していきたい。 また改めてこの場で個々に詳しく述べたいが、取り急ぎスリリングだったアートマルシェの印象のみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月07日 00時08分49秒
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