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カテゴリ:マダラーノフの独り言
2013年10月13日、夕闇の迫る島ケ原の正月堂を訪れた時のことを思い起こしている。思えば、この日以来、僕の体内時計は島ケ原時間を刻み始めた。 2年の歳月をこの地に不即不離のままに引き寄せられ、2015年11月8日、再びこの地を訪れた。来て見て十一面観音と対面して僕の中で何かがはじけた。 久しぶりに高1の時に読みふけったサルトルの『嘔吐』をひもといている。 新しい時が流れ始めた。 この新しい時が打ち出す世界へ一歩でも近づく努力を始めた。
正月堂の裏山を巡り、真闇の鵜の宮神社へ詣でた。 この日から2年の時を経て、ようやく、双六の振り出しに立った思いがする。 固有時の時を楽しみ始めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月21日 19時58分09秒
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