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カテゴリ:マダラーノフの独り言
和暦の神無月は小の月、本日29夜で閉じます。明日はいよいよ、霜月の朔。 東雲過ぎには茜の空が広がっていましたが、昼すぎからほろほろと涙空となりました。暖かい日が続き、わが町は日が昇りきるまでの間、ミルク色の霧で化粧されとてもうれしい日々が続いています。 霜月ともなれば、さすがの僕も心急く日々となるはずですが、読書も遅々として、やり残したこと、読み残したことが山のように押しかけてきて、つんどく家としては他の追随を許さない僕は、本の林に囲まれてまたまた寄り道してます。読書三昧ではなく、つまみ食いの日々。 蕪村に関しては、絵画、俳諧はようやく見極めがつきはじめましたが、漢詩と蕪村の関係が今いちすっきり伝わってきません。 目下、和歌、連歌、俳諧、連句と相互に影響しあい、わが国の詩歌を豊潤なものにしてきた文語自由詩としての漢詩が蕪村の感性に迫る最後の詰めとなりそうな予感がして、またまた、道草喰って霜月を迎えそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月10日 21時09分29秒
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