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カテゴリ:きのこ目の日本史
新月間近の下弦の月 和暦の睦月(1月)は大の月なので、明日の3月8日火曜日が30夜。すでに春爛漫の心地よい日が続いていますが、いよいよ明後日から如月2月が始まりますので、寒のもどりは必定というもの。 ミツバチだけではありません。インフルエンザも何食わぬ顔をして身近にエヘラエヘラしながらはびこっているようですから人間たちもご用心。 さて、いよいよ、奥村彪生さんを囲んで発酵レストラン・かもしか食堂で精いっぱい発光しよう会が間近に。このツアーを踏まえて、きのこと発酵文化のムックきのこクラブのさまざまな小滝を統合する瓦版『月のしずく』紙も再刊するつもりでいます。
双体道祖神めくアミガサタケ そして、アミガサタケも気がかりながら、僕には近年果たせていない課題がひとつ残っているのです。大和の最奥部、大和高原の神野山(こうのさん)界隈の古代新羅王国の痕跡を訪ねる旅。 この鍋倉渓谷から神野山(619m)へと続く谷筋は、大和では特異な斑れい岩層よりなっています。 この地はまた、若狭から琵琶湖を経て泉川(現木津川)へ入り、笠置を経て、都祁を抜け三輪・忍阪方面へとつながる古代山之辺の道。十一面観音の来た道でもあるのです。僕にとっては、人の少ない時節にじっくりと調べたい場所がいたるところに口を広げて待っているお宝の地ですが、交通が滅茶不便。車がなければ到底システマチックに回りきれません。しかし、今春は是非制覇しなくっちゃね。
笠置山より見た泉川(現・木津川) そんなこんなで地虫出ずる季節ともなれば、あやしい獅子心中のきのこ虫(といってもイノブタのほうの猪)が蠢きはじめるのです。 さあ、ここはひとつ冷静になって、時間に追いつかれないよう、うまく逃げ切るためにちょっと手綱を引き締めなくてはね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月07日 21時24分03秒
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