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カテゴリ:きのこと発酵文化「月のしずく」
月のしずく第3号本日発送。いよいよ月光浴を楽しみながらの迷走航路の船出時を迎えました。30年かけてようやく小生の初心展開のNEXT STAGEの到来です。のらりくらりと参りましょうぞ。 苦労が身につかぬままに馬齢を重ねて、一つだけ取柄のようなものを得ました。それは、激痛の走る痛みを伴わない病いは、病いではあっても病いではないことです。 いろいろな人を黄泉へ送り出して、それらの人たちの晩年を思いめぐらせていますと、人は病んでからも、くたばるまでにずいぶんと時間がかかるものだということ。 身体の節々が悲鳴を挙げていても、耐え難い激痛がなければ、ぽっくりと逝ってしまうまで、だましだまし生きていくことができ、医者は不要だということです。とりわけ抜け始めてはじめてわかる髪同様に、痩せ始めて初めてわかる癌はなが~い友達 ♪。僕なんか甲状腺癌と宣告されて、半分切り落としましたが、そのためにバランスが崩れ、何かと変調をきたしてかないません。切らなければよかったとさえ思っています。 しかし、全身ガタが来ていますが、痛みはないので、老醜をさらして医者泣かせでとことん生きてやると思っています。
この日曜日、バスで川西の奥の篭坊温泉と杉生新田まで足を伸ばしてきましたが、そこで出会ったモスラもきのこも青大将も極楽とんぼくんもみんなそうだそうだとうなづいていました。
トラは死して皮を残しますが、猪(しし)は死して牙を残していました。願わくは、猪豚の僕もせめて牙くらいは残したいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月29日 14時08分06秒
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