|
カテゴリ:マダラーノフの独り言
昨夕友の病室の窓から眺めた雪雲はよべには雪を降らし、今朝はわが町も初冠雪。とるものもとりあえず飛び出したはよかったが、雪は霏々(ひひ)と降りしきるばかり。一旦帰宅したもののやはり居ても立ってもいられず、再び雪の中に飛び出していきました。 ソメイヨシノにも雪の花。 いつもの光景が様変わりして新鮮にみえるのは雪のおかげです。 つい2-3週間前の光景が嘘のよう。 寒椿も雪に包まれて夢見心地 巨木の梢には深紅の実が。 CATCH THE SUN! スパイロ・ジャイロの懐かしいメロディを北風が奏ではじめると、雪雲の間から顔をのぞかせたおしら様を木々のこずえがとらえました。 ようやく身体が温まってきた頃しばし青空が広がりましたので、すかさずワンショット!!。 盆地の丘陵地帯に築かれたわが町であるニュータウンは、原野だったころの面影が関電道として残されています。通称、関電道と呼ぶこの山道は、市の境界地帯に当たる稜線に高圧鉄塔を築くためにひらかれた山道。ここには神社の杜とは趣きの異なるシイ・カシ林が残っており、ベニタケ、テングタケの類が多く顔をのぞかせるきのこスポットで多忙な折りにも駆け足できのこたちと対話ができるため折に触れ訪れる僕だけの瞑想・迷走の大切なパワー・スポットとなってきました。今は路線バスと並行して走る50mほどの小道と関電道に囲まれた窪地として残されています。 雪のおかげで、僕の前を行くものが殆ど鬼籍に入ってしまった齢に達したこの小正月の15日、「月のしずく」に託した弔い合戦への決意も新たに10指をはるかに越えてしまった生者、死者たちにニュータウンに奇跡のように残されたきのこの聖地で祈りを捧げてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月15日 14時36分30秒
コメント(0) | コメントを書く
[マダラーノフの独り言] カテゴリの最新記事
|