夢みるきのこ
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柿本人麻呂は瀬戸内海を航行してきて「ようやく畿内に戻ってきたなぁ」との思いを、この古代のランドマーク・大船山に託して歌を詠んでいます。 寒の入り前後の初冠雪では大船山には顕著な着雪はみられず、2度目のドカ雪の時は、雪雲で視界が遮られたため遠望できませんでしたが、今回は3度目の正直。ようやく雪模様に彩られました。 しかし、足元の雪は、遠景とは異なり、思ったより淡雪です。 毎年の1月も我が家は一足早く花盛り。 随分多くの人達を見送ってきましたが、私は生かされているかぎり、その一人一人の思いを私なりに受け止めて、精一杯継承していきたいと考えています。私個人の本年度からの内なる脱皮行為は「雪」・「約束」から始まりましたので、寒中に入って3度目の積雪をみた今春は、何かスタートから縁起がよろしい。 少しずつ弾みをつけて、いつでも風をとらえることができるように羽繕いをしていきましょう。 兄が若くして亡くなったとき、それが機縁で浄土三部経に出会った私は、それから半世紀以上の長い道草を経て、善導・法然の専修念仏の心にあらためて立ち帰ってきました。 この平安末の絶望の時代を生きた法然の画期的思想を現代に生かす方途について、宗教者としてではなく、ただ一粒の月のしずく同様の非力な個人としてこれから様々な試みを始めていきたいと思っています。 神も仏も極楽も来世も信じられない21世紀。専修念仏にどんな意味が残されているのかを吟味したいと思います。
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