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カテゴリ:きのこ地蔵
ようやく顔をのぞかせた春の使者・アミガサタケ。アップで撮っていますが、実長は子リスのチンポコほどで1cm弱。彼岸過ぎの僕のアミガサタケ(モチャラ・エスキュレンタ)とのデートは数か所のポイントを2時間余りかけて駆け足で見て回りましたが、次の写真でようやく1cm強。その次の写真で5cm強。アミガサタケはこの日あわせて計5個体のみ。 しかし、春の気配は定まり、林の中は「切り株はじーんじーんと響くなり」という高柳重信の俳句のごとき気に満ちていて、発情期特有のむせるようなけだもの臭がそこここに漂っています。 よべの雨が暁を覚えぬ春眠からの目覚めを促したようで、春先の定番きのこたちはミニチュアから成菌までが勢ぞろいして出迎えてくれました。まだ肌寒い風に吹かれながらの森に身をしずめてきましたが、列島の森は年々疲弊してきてはいるものの、望みなきにしもあらずという希望の芽ばえも確実に感じられるひとときでした。そうした兆候は追々このページで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月23日 00時00分31秒
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