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カテゴリ:21世紀のきのこと発酵文化
昨日仕事の後でタワーレコードにお待ちかねのCDを買い求めに行ったとき、通りかかった阪神百貨店がリニューアル・オープンで閉店するということで、ウィスキー売り場の前に並べていたスコッチの数々の中でひときわ目を引いたのがこの庚申もどきのウィスキーでした。 3匹の猿のアイコンのついた印象的なボトル。商品名の由来は、ウィスキー職人たちの職業病から。大量のモルトを手作業で混ぜ合わせていた時代に多くの職人が肩を痛め、その職業病を「モンキーショルダー」と呼んでいたそうだ。苦労が身に滲む命名ですな。 現在でこそ手作業はないが、1887年創業の醸造所にて、当時を知るモルトマスターとともに天然酵素を使った昔ながらの製法で作られていると言うから説明を聴いているだけでムズムズしてきます。 バニラ・オレンジのかすかな香りが口いっぱいにひろがり、飲んだあともモルト特有の味わいがずっと尾を引く感じでなんとも し・あ・わ・せ。 CDは、この5月12日13日に東京ブルーノートにだけ密かに訪れ、そそくさと帰るシルヴィア・ぺレスクルスの来日記念盤。待ちに待ったCDもまた2枚組で彼女のこれまでの音楽活動の全てが網羅された凄い逸品。 休みの今日は、ひねもすこのスコッチと『ジョイア』で過ごしました。 「月のしずく」次16号で紹介しますが、今ならどこでも手に入りそう。 洗練されたカタルーニァの歌姫の歌声も見逃せませんぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月04日 21時36分17秒
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