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カテゴリ:ぼくの新しい仲間たち
タンキリマメ Rynchosia volubilis 晩秋から初冬の林縁にごく普通にみられるつる性の多年草。豆莢がはじけると黒紫色の豆が2コ、莢の縁に落ちずにしがみついていてなんとも可憐である。6月~8月に黄色い小花をつけるが気づかずに通り過ぎていることが多い。 同形同色の実をつけるトキリマメ R.acuminatifolia (オオバタンキリマメ)があるが、タンキリマメは実に2~4mmの短い葉柄をつけることで区別できるという。属名の Rynchosia は、thynchos (=くちばし)に由来。ヴォルピリスは、からみついた。アクミナチフォーリアは、先の尖った葉を意味するという。 痰切り豆とは、通称かと思ったがこの実に痰を切る効能があり、正式和名だという。山道には必ずぶら下がっているのでどうぞ見つけてほしい仲間のひとつだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年12月02日 18時50分09秒
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