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カテゴリ:ぼくの新しい仲間たち
花は7-9月。上の写真の左にさやをつけた実がみえていますが、筒状鐘形の2-3cmと大きめの白色にうすく紫を配した清楚な花をつけます。その花から写真のように実が延びて来て艶やかな赤色を呈します。 他のリンドウの仲間との違いは、草本性のリンドウが、日おもての明るい草地に咲くものが多く種子も乾いた殻につつまれはじけるのに対し、このつる性のリンドウだけは暑さを嫌うのか、森の日陰の地にひっそりと花をつけ、赤い液果をつくること。この実の中に30粒ほどの種子を育みます。毒性はないので口にしましたが、無味。 しかし、古来薬効があり、漢方として胃を整え熱を冷ますと言われていて果実酒にして服用する趣味人もいるという。 秋から冬にかけての僕の楽しみは、きのこは言うまでもなく、草木の実と数多く出会えること。そういえば、山岳部時代、秋のアルプスの旅では夏山で出会った高山植物の実をかたっぱしから食べる旅をしたことを思い出しました。 これから生きる時間の長さに比べて、これまで生きてきた時間の長さが圧倒的になると思い出話が多くなるのはおじんになった証拠ですね。気をつけなければ。来春からは、<明日>だけを語ることにしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年12月04日 09時43分51秒
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