小春に恵まれた旧正月おついたちの今日、昨年末よりいらえ(応え)のない数組のひとたちの生存確認と墓参。
まずは市章山足下のわが父祖の墓に詣でる。墓苑は森閑と静まり返り、久しぶりに香煙をしみじみ楽しみ死者たちと向き合い至福のひとときを過ごした。
ついで、昨年末以来、音沙汰の無い友人たちも、それぞれ、わが身同様加齢のための問題はあるにせよなんとか生きていることがわかりしばし対話ののち安堵して帰途に。
そして日が傾きはじめる頃、日本キノコ協会時代から私をずっと励まし続けてくれた不東庵貞安氏の墓前にご挨拶。
早いもので平成26年2月12日早朝に突然死されてから、すでに7年の歳月が流れたことになる。いささかも彼の期待に応えられていない自分を静かに詫びて奥津城を離れた。
これでようやく2021年初春を迎えることが出来たので、いよいよ本腰を入れて今年の課題をはじめたいと思う。