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夢みるきのこ

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2021年03月12日
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 古今の名著をきのこが味読するという面白い展覧会が京都三条の Mesia Shop Galleryで開かれているので訪ねてきた。この福本浩子さんは、気鋭の現代美術の造形作家で、我が国のきのこ草創期に「SOMA TIMES」を刊行していた。彼女のしっかりした文章から、私はずっと男性だと思っていた。
 わがきのこのカルチャーマガジン『MOOKきのこ』創刊に際して、会いに行ってこの人物が女性であり、しかもわが高校の後輩であることも判明。そこでたちまち意気投合して表紙絵担当の城戸みゆきさん共々MOOK本の『きのこ』では副編集長をつとめていただいた。
 近年は、きのこライターとしてきのこ文化の普及振興に没我の日々を送っている貴重な人財である。


 本展のこうした試みは、20世紀も終わりの頃、パリの美術館で同じ真菌類のカビをテーマに、衣服や器物に付着した(させた)カビのコロニーの変化そのものをアート作品にした展覧会以来のものだ。

 くわしくは、また「月のしずく」33号でお伝えするが、ここでは本展での作品の一部をご紹介しておく。






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最終更新日  2021年03月12日 11時00分46秒
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