夢みるきのこ
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私は中学生のころジャズ音楽の洗礼を受け、それにぞっこんとなってきたが、ジャズというのは一言でいうとクレオル音楽の優等生ということになる。カラードのエスニック音楽(=ローカル・周縁・異端)とホワイトのキリスト教教会音楽(=グローバル・中心・正統)がまじりあってできあがった一種の混血音楽である。その洗練形がモダンジャズとボサノバで、サンバはより土着の風合いを残したものといえる。 私は70年代に入ってジャズのルーツを探る中で大航海時代にはじまる欧化の歴史の中で育まれた音楽をジャズというよりレヴィ・ストロースなどの『悲しき熱帯』の影響もあって熱帯音楽と考えるようになった。 「月のしずく」でもそんな音楽を採り上げてきたが、その根拠をそろそろ語り始めなければならないと思っている。
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