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カテゴリ:ぼくの新しい仲間たち
花つけて雨のアメリカオニアザミ 毒とるマダラーノフ
この花にはじめて出会ったのは数年前の夏の盛りの鶴見緑地の駐車場だった。そのときはなんて逞しいアザミだろうと思った。 しかし、秋になってふたたび出会ったときは枯れていたので、棘があぶないので除去しておこうと軍手とジョギングシューズで取ろうとして驚いた。 踏んづけた厚いゴム底を貫いて足を傷め、軍手などまるで薄絹のように貫いて手を差した。菱の実のとんがりを鋭利にしたようで葉の先のトゲは蒲団針のようだった。 和名にアメリカがついてはいるが、ヨーロッパ原産。ただ我が国には、アメリカより移入した牧草に混じって入ってきたらしくアメリカがつけられたという。 冒頭の句は、そんな厄介な植物だが、「花をつけてけぶる雨の中では可憐なものよのう」と負け惜しみをいったのだ。 猛烈な繁殖力があり、あっという間に空き地はアメリカ領となってしまうのでご用心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月26日 21時17分21秒
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