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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
ビー玉ギャラリーで開かれたコロナ禍のグループ展。俳句やFBではつながっているが、久々にご本人が在廊とのことで先月の最終日にかけつけた。 ゴンチチのチチ松村さんからの紹介で、冬虫夏草の和手ぬぐいをつくっている作家がいるよと教えられたのは20年近く前の事。京都西山の大原野の採集会でお会いして以来、幾度かムックきのこの冬虫夏草の探訪会でもご一緒するようになり、また幾年かが過ぎて今に至っている。作風には一貫したものがあるが、近年画風が明るくなってきたのはうれしいかぎりだ。 こちらはビー玉・オーナーの上山榮子さんとのコラボで1点もののミニ本。彼女のミニ本も今では2冊手許にあり、時折眺めている。 今回はリソグラフ作家と版画家で造本作家の上山さんとの3者のグループ展である。 今回新作として公表したものは「宇宙からの時間」と題したこの作品。 作品に金泥をあしらうようになって作品世界がしっかりと引き締まってよりつよく作家の主張が伝わるようになってきた。FBで見る限り、野菜づくりやたまたま見つけたアゲハの羽化などでリモートワークの日々も楽しんでおられ安心はしてはいるが、やはり直接お会いするとオーラを交えながらの対話となるので、生き物の私たちは会える機会があればなんとしても会うべしである。この一見エンドレスにみえる世界で有限に生きるとは幽玄体を身につけなければたちどころに躓く。 きのこのネクストステージはヘテロ世界の開示であるが、粘り強い彼女には大いに期待している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月17日 19時23分07秒
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