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カテゴリ:ぼくの新しい仲間たち
小型ながらミズゴケを背景に発生するのでとてもフォトジェニックなきのこがある。ケコガサタケに属する明るいオレンジが見事なヒメコガサ。 ヒメコガサ Galerina hypnorum 菌根性ではないが、ミズゴケと共生しているらしいことはそれとなく知れる。このガレリナ属は、まだ研究が余り進んでいないグループだが、猛毒のコレラタケ(ドクアジロガサ)を含む一方で、こうした苔と親近性のある可憐な種も多く、私の大好きなきのこの仲間である。 このきのこの面白いところは胞子が卵形で胞子盤と外殻がついており、その殻をつけた胞子のことを仮面形というらしい。仮面をつけた胞子という意味だそうだ。 姫路の書写山で、そして今回能勢の三草山で見かけた。 かっては神戸市森林植物園や六甲山系の方々でもごく普通に見られたものだが、出会う機会も減ってきているのは実に残念でならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月21日 09時33分12秒
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