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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
ジーザス・クライスト再来を思わせるトゲなし冠姿で日々好日のコージはん この夏は千葉・長野・神戸と、3か所同時開催でさぞかし制作に追われて大忙しだろうと思って訪ねたが、なんのなんのギャラリー島田の地下本会場、地上サブ会場Ⅰ・Ⅱの3ケ所をすべてぶち抜きで、ぎっしり、びっしりのスズキコージワールドが展開しており圧倒されてきた。 話している間もごらんの通りそばにあるものはつまようじまで使って制作しながらの会話。 私たち汗色カラー族の間では禁句だが、コロナのお蔭で、コージさんともじっくりお話することができ、島田誠さんにも逢えて本当にラッキーなひとときを過ごしてきた。 しかし、この圧倒的な描画の内にきのこは以下の1点だけだったのは意外だったので、コージさんに「21世紀は微生物きのこの時代、ぜひきのこも意識的に登場させてくださいよ」とお願いしてきた。 しかし、私自身は、スズキコージというアーティストは全身きのこで、彼の発想はすべてきのこ星雲由来のものだと確信しているので、あらためてきのこを登場させる必要は全くないのだが、この大原画展を数回巡って、この地球上も宇宙もきのこに満ち満ちていることが全くわからない人たちを招待して氏のアート作品の中できのこ狩りをさせてみると楽しいだろうなと考えたからである。 このスクリーンアートの最下部にちらほら↑きのこが、ほらね。↑ コージさんのこの無限増殖する図像(アイコン)に囲まれていると、私は生と死のはざまでさまざまなきのこの菌糸に包まれてのんびり、のほほんとまどろんでいる思いがする。 ポストコロナは、本来アナログである人間の中でもとりわけ変化を忌み嫌うものは、ほとんど淘汰されること必定なので、ぜひこの夏の内に訪ねるべし。ぼくはすでに淘汰されまくってあがっちゃったので大丈夫。 ギャラリー島田 賢治の「北守将軍と三人兄弟の医者」他の絵本原画展 7/17~8/10 の11時~18時 TEL&FAX078-262-8058 ●関東方面の方にはこちらがおすすめ。 千葉県市原美術館 「メヒコの衝撃」展 7/10~9/26 スズキコージさんが岡本太郎ほかの8名のメキシコ大好きアーティストたちと競演。 長野県小海町高原美術館 「大魔法画」展 6/19~8/29 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月05日 22時36分18秒
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