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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
今年も春先から夏にかけて、このはかなさの極みのにようなきのことしばしば出会った。華奢で弱法師(よろぼし)の風情そのままのキヌカラカサタケグループのこのきのこ、その名もキツネノハナガサだ。 高野氏はこの孤独を絵に描いたようなきのこをかく表現した。常に単独者として登場するハナガサを被ったきのこをノホホンとふたもと配してその孤独さを際立たせた。消え入りそうなツバ、そして飾り気のない立ち姿。見事な観察眼である。ラテン名のフラッジリッシムスも、こわれやす(FRAGILE)をそのまま採用、取り扱い注意と警鐘を鳴らしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月12日 12時28分59秒
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