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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
このアイコンからはたちまちクヌギタケの立ち姿を想像させるが、この微妙な傘の色合いはおそらく高野さん腐心の作であろう。今回の個展で私のもっとも気がかりだった作品だ。 傘と柄がともに茶褐色のものがタイプ種の クヌギタケ Mycena galericulata だが、 この傘の感じはまさにアンモニア臭を漂わせる アクニオイタケ Mycena alcalinaあるいはヨードフォルム様の臭いを漂わせる ニオイアシナガタケ Mycena amygdalina とも思われる。 しかし、白味の勝った脚の表情からすると上記のいずれのものでもない。 おそらくクヌギタケ属そのものの本意を探ろうとしてできたアイコンであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月13日 08時47分13秒
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