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カテゴリ:マダラーノフの独り言
職場の近くの製罐工場の奇妙な形の煙出し。 しばらくぽかんと口開けて眺めていたら、その直下には実をつけた無花果の木が。 無花果とくればただちに連想されるのはイチジク浣腸。形がイチジクの実によく似ていることからの命名らしい。 浣腸とくればすこぶる快調で会社や団体の会長さんが連想される。年中、どこか、なぜか、失調気味な僕には遠い存在である。 そんなとりとめのない事を考えながら車中の人となり、いくつかトンネルを抜けると、晩夏光に満ち満ちた川面が飛び込んできた。 長雨の後のこの1週間、夏が舞い戻り、暑い日が続いた。じっとしているだけでもジワッと汗が噴き出す暑さはしかし、夏の醍醐味でもある。 私にとって太陽の至上の愛に包まれる夏はなんといってもかけがえのないもので、この数日は「しばらくは帰らないよ」と言って去っていったわんぱく仲間が突然舞い戻ってきたような感触でたのしく過ごさせてもらった。 そんなに夏が好きなら熱帯地方へ移住すればとよく言われるが、僕には日本の夏が良いのであって暑ければそれでよいというものではない。 とはいえ、熱帯の暑さも楽しいだろうなと思う。毎夕一日頑張ったご褒美にスコールを賜わるみたいだから。ひとシャワー浴びてから屋台店をのぞく楽しみなんて最高ではないか。 夏の暑さは冬の寒さと異なり、身構えることなくのんびりできるのが最高。それが僕の夏大好きの理由かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月29日 16時49分33秒
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