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カテゴリ:マダラーノフの独り言
萩の花かと思いきや画伯によれば、ママコナとのこと。 飯子菜 Melampyrum roseum var. japonicum 花冠の両側に飯粒のような白い粒が2つつくことから名づけられたといいます。この雪野山はママコナとお正月のしめ飾りに使われるシダのウラジロの群生地でした。 CX4さんは、ここまでなんとかだましだまし持ちこたえておりましたが、いよいよ末期の眼差し。クチベニタケとアカイボカサタケ(いずれも写真下)の図像は、もうこの世のものとは思えないまでに弱り切った視力のものとなっています。 どっさり撮ったスマホ図像は、このブログに取り込み拒否されてなかなかスムースにいかないため雪野山のきのこたちはまたほかの手段で。 雪野山はすでに秋の気配につつまれていましたが、まだ東近江は温度がさがりきらず、ツクツクボウシと夏のキノコのオンパレードでした。蒲生野とこの小さな山地は予想通り風情のある景色が広がっており、いろいろと思索材料に富んでおりました。このしみじみした風景の中でかんがえたこと、月のしずく36号でうまく表現できるかな。まあ、がんばってみましょう。 とりあえず、この日雪野山で再会をよろこびあったきのこたちとのデート録を以下に。 アカイボカサタケ、キイボカサタケ、クチベニタケ、アクニオイタケ、ニワタケ、コテングタケモドキ、ヘビキノコモドキ、カブラテングタケ、クサハツ、シロオニタケ、ササクレシロオニタケ、キヒダタケ、ハナガサイグチ、キツネノカラカサタケ、マルミノヒガサタケ、イヌセンボンタケ、チビホコリタケ、ボタンイボタケ、イボタケsp. 。 ベニウスタケ(写真下)は麓の古墳群手前の山道に溢れかえっていました。大小さまざまな古墳公園の芝には季節を逸したネジバナ、文字摺り草が多数待ってくれていました。 このいにしえの蒲生野は肥沃な土地柄で、時間がのんびりゆったり流れているのを肌で感じ取ることができそれはそれは楽しい一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月14日 18時38分11秒
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