夢みるきのこ
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ゴンチチのチチ松村の「緑の性格」展を覗いてきた。 いつもの谷町筋近くの大手町のCafe & Gallery「14th Moon」だ。 毎週土曜日午前9時~11時のNHKNHK FMの「世界の快適音楽」の亀松堂コーナーののれんが真正面にドデスカデンと居座っていた。こののれんには彼の探求した博物誌がほぼ書き込まれていて、まだまだ増殖中である。 きのこにはじまりくらげ、桃、セミ、イカ、お猿さん、サボテンとそれぞれの奥儀をきわめた茶人・松村の面目躍如たる個展である。 彼の仲間たちが友情出演。ギャラリーではグリーンの性格展本展。グレゴリー青山のポートレートとくらげブローチが光っている。歌のテーマから歌手の名前、楽器、など緑、グリーンを冠するものすべてのコレクションが並ぶ。 グレゴリー青山作品。 「愛しきユーグレナ」 おなじみミズタニカエコ作品である。 グレゴリー青山のポートレートの脇にはさりげなくバックスキンのグリーンシューズが。よく見れば河野甲のレザークラフト・ワークの甲虫が宝石のように光っていた。 カフェ・コーナーの友情出演では池田寛子のオブジェの花器「Saboten」がダントツに気に入った。とっても丁寧な仕上げで、みていて楽しくなる。 そのほか、目下、チチさんご執心のゴボテンならぬサボテン作品がどっと並んでいた。 それと星の王子様タッチの榎田良子のイラストが心に留まった。 「Green little me!」タイトルから類推するにセルフポートレイトのようだ。なんとも愛らしい不安にみちた自画像。 チチ松村さんは、とてもトレンドに敏感なセンサーの持ち主で、不易と流行のへその部分をしっかりと見据えて活動をしてきた。グリーンは私も今改めてとらえ直そうとしていた矢先のことで、とてもうれしく拝見した。 そのことに絡めて本展のことは、いずれ「月のしずく」でも触れたいと思っている。
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