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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
「蜘蛛の巣」椿﨑和生 「スペース草」には、遊ぶことに関しては他の追随をゆるさない和生さんの作品が今回は極々控え目に並んでいた。 「蜘蛛の巣」椿﨑和生 部分 「ツツジの枝」 椿﨑和生 この作家の近作は、徐々に自然そのものを人為をなるだけ排して素材そのものの力を呼び出す手法に変わりつつあり面白い。 「エノコログサ」 椿﨑和生 「雨」 椿﨑和生 「トウカエデの樹皮から出てきたカエデちゃん」椿﨑和生 そのほかにもリース作家やコケ玉作家の作品が広い「スペース草」の会場を所狭しとばかりに並んでいた。 イノシシの頭骨?利用のコケ玉作品。死と再生の照応アイコンか?。 リース作品は素材、構成ともにいずれも個性的ですてきなものばかり。 自然を日常生活の方々に採り入れるリースや生け花は、アンチ自然か自然順応かで作風は自ずと異なる。 自然と人間という大きなテーマをつかみ取るためにも人類は自然と関わり続けることがもっとも肝要で、その折々の自然との距離感が作品に投影される。そんな意味でもこうしたテーマでの作品展は見るべきものが多い。 スギ玉はつくり酒屋の門前でよく見かけるが、この会場の床一杯に並んだドーナツのような大作は腰かけであろうか。 多種多様な植物と遊ぶ形‐作品群を見つめて来て、いろいろ考えさせられるグループ展であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月26日 09時11分07秒
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