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カテゴリ:マダラーノフの独り言
よべの突風を伴う風雨も去り、けやきの影も伸び伸びと穏やかな12月が始まった。 2022年からの10年、私のきのこ人生も正念場を迎える。実はこんなにまで生かされるとは思ってもみなかったことなので正直驚いている。 3年後の2025年には、8年が1クールのきのこ暦・第5期が始まるが、余生のさらなる余生、未生の闇の中をシイノトモシビタケのランプを頼りに歩むほかない日々となり、私にとってもこれまでの経験がまったく意味をなさない未知の時代に突入する。 このパンデミックの世紀、ゲノム編集、AI兵器が日常となる世紀、私はこれまで見聞してきた微生物・きのことの対話をひとつひとつ白紙に戻す試みを通して、庶民の微生物に対する考え方、付き合い方にはじまり、地球の自然と益々乖離しつつある人類との媒介者としてのきのこの役割を伝えていきたい。 まもなく編集を開始する「月のしずく」2022年新年号も、これまでの来し方を総括する内容とし、私のこれまでの37年にわたる<ちまたのきのこ教師>、あるいは、<ちまたの半面教師>たる身分を更に深化させ、<何者でもない屁のような存在>として、10指に満たない同行者とともにきのこを通して世界基準からは常に逸脱してきた東洋のガラパゴス・日本(ヤポネシア)の意味をあらゆる機会を捉えて伝えていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月01日 16時54分12秒
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