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カテゴリ:きのこと発酵文化「月のしずく」
政治を超えて慰霊の問題として父親の遺志を継いで神戸護国神社で細々と続けてきた北方異民族慰霊の集いも47年目の春を迎えた。コロナ禍で神社庁から異例の自粛要請が出て3度目の昭和の日(4/29)が巡ってくる。 そのことに思いが募りはじめた折も折り。タイムリーな映画上映の知らせが入った。 大戦後、空白地帯として閉ざされてきた北方四島の国後島にカメラが入ったというのだ。取るものも取り合えず駆けつけ鑑賞してきた。 旧ソ連・ベラルーシ生まれでフランス在住のウラジーミル・コズロフ監督による74分のドキュメンタリー映画は、北海道からわずか16kmしか離れていない封印されたクナシリ島の現在を伝えたものでとても胸を打つ内容であった。 慰霊祭準備号の「月のしずく」次号で採り上げるつもりだが、モスクワで上映された時も大きな反響を呼んだという。ここにはいずこも同じ政治の狭間に埋もれ忘れ去られてきた島民たちの人生が見事に描かれていた。 阪急十三駅近くの第七藝術劇場で1月15日より上映。早朝10時1度きりの上映作品だが、もし都合のつく方はぜひご覧いただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月26日 16時00分04秒
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