夢みるきのこ
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神武東征の旅の始まりの日は終日うれしい雨に明け暮れ静かな旅となった。前回久しぶりの再会となったきのこ博士の尊(たっと)さんからはバレンタインクッキーのプレゼント。 この尊さんのママは、ハイスクール時代にプエブロやホピ族のインディアンカルチャーに目覚め、数年前には単身でインドへ出かけアシュタンガ・ヨガのグルの元で直接教えを受けてきた女求道者とでも言うべき方ですが、とても謙虚でいつもニコニコしているだけなのでつい最近までそんなこととはつゆ知らずきのこの旅でお付き合いしてきました。 こうして小さいときからきのこのご縁で旅をした人たちと思いがけなく再会できるのも生きていてこそのよろこび。
前回、ナヴァホ族のペンダント(写真上)を連れてきてくれた諒子ママは、今回はズニ族の動物の骨でできたトウモロコシの精のイヤリング(写真下)を連れてきてくれました。 今回の雨中の午餐では、尊さん、木歩さんと連れ立っていつもきのこの旅に参加してくれていた暖之(だんの)くんが、諒子ママとカカオ豆から丸一日かけて作ったというブラック、ホワイト、ソフトの3種のチョコレートをヴァレンタインのお祝いに持参しふるまってくれました。これは、貴志川電鉄のたま電車以上にうれしいサプライズでした。 これがタンザニアから輸入されたというカカオ豆(写真上)。これをトントンつぶして練っていろいろと複雑な工程を経てほんの少量のチョコレートができると聞いて益々驚き。 丹念にチョコづくりの全行程を実践してつくられたチョコレート。 なにかかたじけなくももったいなくておそるおそる男連中は口にしましたが、とてもさわやかなカカオの香りが口に広がりまったく目の覚めるような初体験の味わいでした。あっという間になくなってしまったので、とても申し訳ない気持ちになりました。 日前(ひのくま)神社、国懸(くにかかす)神社の神木に出ていたコフキサルノコシカケ。「猿より毛が三本多いとされる人間も腰かけられるかな」と、実験するずいぶん立派に育った暖之くん。 この紀の川河口域のスタート地点の神社では、長く続いた雨無しの日々を耐え、出迎えてくれたヒラタケが痛々しい姿でお出迎え。
さて、ようやくたどり着いた神武東征の序章のことは次回お話します。
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