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2022年03月01日
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カテゴリ:きのこ目の日本史
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     ​水無瀬神社の社殿の守護神​  
​ 2022年水無瀬宮から始まったムックきのこの旅。
 2月には天岩戸神話を伝える日前神社、國懸神社に至り、大和初期王権にとっての軍事担当の大伴氏、神祇担当の阿波忌部氏、そして出雲氏と物部氏らとの関わりの解明が必須となってきた。
   ​紀の川尻に近い神武の兄五瀬命を葬るという竈山王陵​
 私は、西から来た王権が大和に定着したという仮説から辿っているが、ここに至って新たに神武たちは東国の幻の日高見国から来たという真逆の説、言ってみれば神武西征説が浮上してきた。この所説も視野に入れながら、自分なりの踏み跡をつけていかなければならない。
 そのためには伝承を時系列に並べて西日本各地、とりわけ島根の大国主の国譲り神話、さらに九州の宇佐や香春岳の秦氏の動向を土地の記憶をたどりながらその真実に迫らねばならず、課題山積である
 当然、伊弉諾・伊弉冉の国生み神話のあと、突然高千穂へ移り天照大神と素戔嗚神の神話に切り替わる我が国の歴史は朝鮮半島の新羅・百済の影響下に展開したとみなければならず、遅れてきた神祇氏族の中臣氏の関与も大きく、幾筋にも錯綜する丹の道は面白いが険しい。​





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最終更新日  2022年03月01日 09時08分13秒
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