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夢みるきのこ

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2022年04月13日
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 ついこの間花をつけたといって喜んだツタンカーメン種のえんどう豆ですが、花びらが落ちてからおもむろに実をつけるのかと思いきや、花弁の紅色の一部が残ったままの状態で豆さやが形成され、それがたちまち莢になり実をつけることが判明。

 花が数日を経ぬ間にムラサキ色に変身、それがさやになるのか、その付け根の部分から莢が顔をのぞかせてたちまち実になるのかはずっと見ていたわけではありませんので定かではありませんが、写真上の過渡期の状態から写真下の状態へはほぼ同時進行のようです。

 この結実のすばやさが僕らが学生時代XXとかXY型の遺伝子継承のパターンで頭を悩ましたいまや古典的とさえいわれるメンデルさんの遺伝の法則の発見にお豆ちゃんを用いた理由があるんだと感心しました。

​ このツタンカーメン種の余り苗をくれた人に言わせると、この莢で育った豆ちゃんは緑で、煮ても緑色のままらしいのですが煮てから10時間ほど置くと豆自体も芯まで紫色に転じるというのです。
そんなこんなで豆一つで随分楽しませてもらいました。
 しかし、まだ本当に食べられるようになるのかは半信半疑のままですが…。
​とにかく、不在がちなわが家のベランダで初めて花をつけてくれただけでもお豆ちゃんに感謝です。






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最終更新日  2022年04月13日 11時08分50秒
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