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夢みるきのこ

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2022年04月26日
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​​  『月のしずく』第39号、なんとか慰霊祭に間に合いました。本日猛烈な風の中いつものように発送してきました。
 表紙絵は得難い作家の茶留さんがパロるシャガールの『私と村』。常に現在進行形である彼の作家魂がよく理解できる作品で、期せずして今号にふさわしいものとなりました。感謝です。

 「きのこのイコノロジー」は、前号に引き続き「分かり合えな他者と生きる」すなわち<異>の問題をきのこに託して述べています。
 きのこはきのこ好きにもあまり理解されているとは思えませんが、とにかく凄い。それをイコノロジー(図像解釈学)のテーマで生きているうちに語れるのは何といっても『月のしずく』のおかげです。


​​​ 小生のライフワークの「きのこ目の日本史」は、出雲を抜きにして語れませんので、急遽駆け足で巡ってきました。
 「なぜ出雲か」を中心に据えた記事は「出雲で考えたこと」として掲載。​
 ウクライナの惨状に対しても私たち庶民に出来ることとは<死者の声をしっかりと受け止め、伝えること。それを我が国の預言者(みこともち)としての天皇に託して語っています。
 彪生ちゃんの「おいしい夏」、茶屋町一郎さんの「体内時計」にまつわるエッセー。いずれも21世紀人に贈る言葉、いわば昭和人の遺言状ですのでたのしく心に刻み込みましょう。​​

 佐草の八重垣神社ではクヌギタケ​​​Mycena​​​が勢ぞろいして出迎えてくれましたが、古出雲のイコンは何といっても花椿であること。そしてそれは、対馬暖流に沿うかっての表日本を代表する花であることをその樹下に発生する​
語り部としてのツバキノキンカクチャワンタケ​Giborinia camelliae​​が教えてくれています一年前の椿の花の子房部分を栄養源として発生する小型のチャワンタケ。私たちムックきのこの春に欠かすことのできない風物詩です。
 黒潮に洗われる紀州の豊受の化身とされる丹生都姫神社でもそこが出雲の系譜につながることを示しており、この春、山口親子が見つけてくれたことはこのブログに載せました。

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 さて、40号からの展開を暗示する内容となった『月のしずく』、しばしひもといて下さいますように。
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最終更新日  2022年04月26日 15時30分42秒
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