田原本の鏡作神社をすべて見て回りいろいろ考えながら駅へ戻りはじめると、畑の脇にムラサキの花が株立ちしていました。
通りがかったワンちゃんを散歩中のご婦人に聞くと、何か北海道では有名な花だって聞いてますが…。
すると画伯が「それならラベンダーでんな」と相槌。
富良野名物のあれらしい…。歳をとるとあれやそれで通じる話が多くなります。遠景でしかみたことがなかったので、ずいぶん猛々しい花だね。これがラベンダーオイルをとる花なんだとあらためてなめるように見てきました。帰って調べるとやっぱり「あれ」でした。
この日の旅ではきのこは影をひそめていて会うことはできませんでしたが、風薫る5月はきのこの端境期。
「今年も寒い夏にはじまり、酷暑の秋に終わりそうなのできのこも大変な一年になりそう だましだまし行こうね」と地表下でいつ出現しておどろかせてやろうかと手ぐすね引いて時期をうかがっているきのこちゃんたちに投げキッスして車中の人になりました。・・・おわり。