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カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
「月のしずく」は、ニュースレターでかゆいところに手の届く解説をほどこしてきた。それでも難解であることには変わりはない。それはちょっと背伸びしなければ決して見えてこない世界へ誘うコンテンツと、その対象である決して背伸びしようとはしない読者との間に越えがたい溝があるからだ。きのこしか見えない人たちにきのこの彼方の本体を示唆することの矛盾。それを決して上から目線ではなく正面切って持続してきたのが「月のしずく」である。この方針は今後も変わらない。 とりわけ写真芸術は、写真そのものに語らせることが必要で、今回も作品には一切コメントを差し控えている。フェイク・ニュースの濫造など、メディア・リテラシイが時としてとんでもない方向へ大衆の矛先を向けることは歴史が証明してきた。にもかかわらず、それはコメントすることでは解決できない問題で読者がちょっと背伸びしなければならない問題でしかない。 MAYAKANには、ここで挙げたような映像がちりばめられている。それは読者それぞれが体感し考えることでしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月09日 08時23分30秒
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