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2022年11月15日
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カテゴリ:きのこ目の日本史

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 五條市二見あたりから見た紀の川。この大河が市の中心部にかかる本陣橋あたりで吉野川に名前が変わり、さらに東部の栄山寺を過ぎるあたりからは流れそのものの様相までがらりと変わり渓流めいてくる。
 紀の川から吉野川へと名前が変わる辺りがおそらく荒坂の津であり、丹敷戸畔(にしきとべではなくにうとべ)を誅したところとされる。

 ​その少し上流へ車を走らせると阿太地区に至る。​

 この阿太地区に阿陀比売神社があった。

 現在の祭神は木花咲耶比売(このはなさくやひめ)となっているが、この神社周辺がアタ族の本拠地であったと思われる。
 五條市はもっぱら天誅組の歴史に力を入れているが、ここは奈良時代の悲劇の皇女・井上内親王伝説も多く伝えられており、目が離せないところだ。 
 この阿太地区から吉野を経て東吉野・宇陀へと駆け巡ってきた。久々の雨の一日であったが、道中人影ひとつ見ない素晴らしい旅であった。
 宇陀はとりわけ気に入った。車で片道2時間、いささか遠いが病みつきになりそうな土地の魅力を放っている。
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最終更新日  2022年11月15日 22時08分44秒
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