遅れていた『月のしずく』合併号本日印刷に出しました。好評の茶留さんの世界の虚匠シリーズはゴヤの黒い絵よりサトゥルヌス。私の個人的な都合で1号遅れたが、それをとりもどすに足る内容を網羅しての合併号となりそうだ。
村上学の<「異」を「汚」とするのは統治術である>にはじまり 油の乗り始めた米岡隆文の俳句の形而上学(Ⅴ)は<俳句の主題論>、彪生ちゃんの小学時代の貴重な写真が光る<お盆とそうめん>、茶屋町一郎の<「妖精のランプ」狐と狸>、なつきじろうの神武東征紀の川説検証も大詰めを迎えた<紀の川をのぼり宇陀から大和へ>、同じくなつきじろうの<21世紀の異界探訪記>と続きます。お盆までにはお手許に届くよう手配しましたのでしばしお待ちください。写真は異界探訪記のイントロを飾る玄武洞とそこで見つけた巨大ツバキノキンカクチャワンタケです。