夢みるきのこ
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昨日『月のしずく』45-46合併号を発送すべく郵便局へ出かけようとする直前に、夜の顔不思議な俳句会の年鑑の印刷物が届いた。 そこで1日伸ばして立秋の日の発送とすることで遅延号と3月に出す予定だった夜の顔サロンだよりも全部済ませる事ができた。あとは47号を月末までに出せばすべて平常にもどる。すでに下弦の朝月も百日紅の彼方の空に。 茶留さんの世界の虚匠シリーズ ゴヤが巻頭を飾る今号の『月のしずく』は、村上学さんの<「異」を「汚」とするのは統治術である>にはじまり米岡隆文さんの<俳句の形而上学(Ⅴ)>は俳句の主題論。遺稿となった奥村彪生さんの少年時代の写真が心震える<お盆とそうめん>。生涯現役を貫き、日本全国歩き倒して麵を極め、「アルキメデス」ならぬ「歩き麵です」を自称した氏のそうめん談義。茶屋町一郎さんの生きもの談義は、<「妖精のランプ」狐と狸>で稀少植物・コウベタヌキノショクダイにまつわる話。末席を汚すのは、いよいよ佳境に差し掛かったなつきじろうの神武東征の真実<紀の川をのぼり宇陀から大和へ>。そしておなじく彼の、<21世紀の異界探訪記>と続きます。 <夜の顔不思議な俳句会>のなりそめは、断り切れず招かれた同名の超結社の俳人の会の旧態依然とした様子に驚き、私の中ではとっくの昔に終わっている俳句に明日があるとすればこういう形であろうと考える会としてなら引き受けようと始めたリニュゥアル・バージョンの夜の顔。俳句に無縁な人ばかりを集めて来て古参俳人たちから「開いた口がふさがらない」という声を無視してすでに150回を重ねてきた。元からの指導者の菊池享に加えて『月のしずく』でおなじみの素晴らしい論客である米岡隆文の参加も得、すでに21世紀の短詩を担うに足るサロンとなりつつある。そんなサロンの1年間の報告です。フルカラー20ページの句集らしからぬ<令和4年の言の葉集>。それぞれの作家の月々の日常報告も虫メガネで探さなければ見いだせないものになっています。 『月のしずく』、『夜の顔サロンだより2022』も余分が若干ありますので欲しい方は遠慮なく住所を聞かせてもらえれば。差し上げます。
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