今朝は、深田公園方面へ。"人と自然の博物館"の建物に近いところにあるモニュメント。撮影してからタイトルの「虹の木」を見て、「これでは全く作者の意図が反映されていない写真だな」と思ったが、あとの祭。「またあらためて撮ったらいいや」と言い聞かせて歩をすすめた。
やがて、同じ作家の「時のプリズム」に出会った。今度はタイトルを入れて撮ったら作品の一部がカットされてしまった。スマホに切り替えてからどうもまだカメラアイと私の目との隔たりはなかなか埋まらないようだ。
とりあえず逆光ぎみだが、再度撮っておいた。風のある日にもう一度トライすれば面白いかもしれない。
場所を変えて小屋谷公園の方に回ってみると、この間、ナラタケモドキが群生していたなぞえ(斜面)にスズメバチが好むKobayashia nipponicaらしきものが土中から頭をもたげていた。これは面白いと思って土手を登って確かめてみると、小林博士命名のシラタマタケではなく、人によっては中毒するというシロハツモドキだった。きのこが面白くてたまらなかった初学の頃、この人によっては中毒するというのにこだわった私たちは、同日に東京と神戸で4名ずつで食べてみたことがある。神戸組のぼくらは山菜料理の店"六段"の亭主が調理して出してくれたものを。関東組は仲間で調理したものを。結果は、女性だけが中毒した。一晩に誤解ほど嘔吐と下痢に悩まされ一晩で5kgほどやせたが、翌日には普通に戻ったらしい。女性ホルモンと関係があるのかなということだったが、それから繰り返し人体実験はしていないので、これからは食べないようにしようねで終わってしまい、真偽のほどはわからない。だから、シロハツモドキには格別の思い入れがあるのだ。
そんなこんなで、今日は空振りが多かったが、お陰で随分歩行距離を伸ばすことが出来た。きのこちやんありがとう。