夢みるきのこ
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大寒波襲来と散々脅かされながらも今里のstudio sizmaによたよたと出向いてきた。久しぶりのコアなアート展で、ついちょっとのつもりが2時間弱長居してしまったが心地良い時空を存分にさすらって来た。 一昨年、箕面のコンテンポラリーギャラリーZoneの「青い世界で蝶の夢を見る」展で非常に心惹かれた田中佐弥さんがsizmaの作家たちとの合同展に出品しているというので、昨年の雪辱を期して訪ねたのだが、寒波のお陰で客足が途絶えた会場でシャドウ・アーティストでオーナーという北野雪経(ゆきつねと読むらしい)さんとじっくり話が出来たのはありがたかった。6月には彼もZITSUZAISEIギャラリーでシャドウアートの個展を開くという。 スタジオ内はおもちゃ箱をひっくり返したような素敵な空間が広がっており昭和世代にはうれしいかぎりであった。 田中佐弥さんの作品は前回の個展の一部が展示されていたが、田中佐弥さんは現代社会はLEDの光によって夜でも至る所人工の光に満たされる。田中さんはこの作品でLEDの青い光の中で夜を奪われてしまった我々は、魂までうしなってしまったのではないかと問いかけている。 私は、神がテクノロジーに置き換わる世界で我々は何処へ向かおうとしているのかを問い続ける稀有なアーティストの登場に正直驚いている。今年はまたあらたな作品集をまとめるというので今から楽しみにしている。 SIZMAに集まった個性的な作家の作品の数々については明日以降またあらためてご紹介したい。
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