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カテゴリ:きのこ目の日本史
まもなくキコガサタケの季節になる。いよいよ<秦氏の作った国・日本>の最初のシリーズ『異説 良弁伝』の最終段階の詰めの作業に入る。5月に入って20日余りの日々、あれこれ案を練りながら着手を先送りしてきたのは、彼ら原・秦氏たちの黄河河口部の斎の国から東海の神州への移動が、紀元前219年の秦の始皇帝の中国統一が引き金となったことが自然と理解できる最初のふさわしい1行を考えあぐねているからだ。その1行によって全編の改変が余儀なくされるので決めかねているのである。 まもなく77回目の誕生日を迎えるが、そろそろ船出のタイムリミット、この一行が生まれればすべてが動き出す。10数年かかりっきりとなってきた良弁も今年の立秋までにはあらかた終えて、8月31日には法然へと頭を切り替えることが出来るかどうかの瀬戸際のひと月もあと10日余りとなってしまった。そのファイナル・チャレンジの3ケ月がこれからいよいよ始まる。良弁の南無八幡大菩薩から法然の南無阿弥陀仏へのソフト・ランディング、そしてその後民衆の南無大悲地蔵尊、あるいは世阿弥の南無観世音大菩薩までの何かに突き動かされての旅枕の日々、自分の事ながら首尾よくいくことを願ってやまない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月19日 12時33分43秒
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