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カテゴリ:きのこ目の日本史
宗教文化としての空海を知る上で同期に入唐し天台法華宗の精髄を日本に持ち帰った最澄を知らないで推し進める訳にはいかないと思い至り、数冊購入し読み始めたが、木内堯央著の本書が面白く一日で読み通してしまった。空海とはあらゆる点で好対照をなす人物だが、両名の入唐の動機が根本的に違っていたこと、後世への継承という点で優劣つけがたいものがあると理解するに十分な好著であった。空海と秦氏の日本史の第二弾は本書をもってスタートを切ることになりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月14日 17時30分17秒
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