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テーマ:ダンスの話しようよ!(1405)
カテゴリ:バレエの話
先日、元パリオペラ座バレエ団ソリストのP先生のレッスンを受けて来ました。
本来ならば私ごときトーシローは恐れ多くて受けられないのだが、 センターなしフロア中心のレッスンだからとN先生(mymyの先生)にお誘い頂いたのです。 オープンクラスではないので誰でも受けられる訳ではなく、 たまたま人数に余裕があったからなんだけど、嬉しい限りである。 以前からP先生のレッスンを見学したかった(あくまでも参加ではない)ので、 おミソで参加させて頂きました。 知識も技術も未熟なので、以下はあくまでも私個人の感想です。 フロアでは柔軟と云うより、身体をほぐす、フリーにするという感じ。 身体の力を抜いて、自分の重みを感じる。 足の重み、腕の重み、骨盤を意識して自然に身体を動かす。 身体の中心を意識する、軸をずらさず移動する。 簡単そうで実に難しい。じわじわと身体に効いてくる。 ヨガともちょっと違う感じ・・ モダンとかコンテンポラリーのダンサーってこういう動きしてるかも。 自分でも意識していないところに力が入っていたりするので フリーにして重みを感じるって難しい。 だらーんと腕は垂れていても軸は失わない。 ただこう、ぐにゃぐにゃしてるだけじゃない。 あたりまえだけどP先生は全てが美しい。すべての動きに意味がある。 私なんて、目も当てられない程みっともない。すべての動きに無駄がある(T_T) リノに横たわり、動いている姿はまるでイモムシ・・・ そのイモムシにさえ手を差し伸べてくださるP先生、美しすぎます。 力を入れて身体を合わせていくものではなく、コツを教えてくださる。 (たまーに、無理やりグイグイ引っ張って、身体を開かせようとする先生っているんだよね・・) 指先一本で、ここはもっとしっかりとか押さえてとか教えられるのって魔法みたい。 それにしてもフランス語訛りの英語って聞き取り辛い。しかもたまに日本語も入ったりして(^_^;) 今のは何語!?って混乱しちゃう。・・・レベル低っ! せっかくだから雰囲気で感じ取るのではなく、理論も吸収したいし、 集中して聞いていないと大事なことを聞き逃しそうで・・・必死(>_<) 1時間半のフロアもあっという間に感じられました。 残りの30分はバー。 N先生はP先生の教え子なので、レッスンももちろん理論は同じ。 いつも言われている事と同じことをおっしゃっていました。 身体の軸、重心、骨盤、それだけでも意識しながら動くって大変(なにしろトーシローだもんで) すべてのフロアは、バーにつながる。そしてセンターにも。 本当に基礎って大事ですね。 それにしても充実したバーレッスンでした。 何だか、いつもより上手に出来たみたい。(多分気のせい) P先生のちょっとのお見本も贅沢に感じる私♪ 床を舐めるような足、しなやかに伸びる腕・・・うっとりなのです。 だってだって、わたしごときイモムシがオペラ座直伝のレッスンを受けられることなんて 一生に一度あるかないかなんですもん。・・・あったけど。 レッスンが終わった後の疲れはなく、身体が軽くなったような気がしました。 じっくりと自分の身体の動きを見つめ直す事のできるレッスンでした。 P先生、N先生、このような素晴らしい機会を与えてくださって本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月18日 12時56分40秒
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