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2005年09月06日
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カテゴリ:ひとりごと
関東を襲った先日の大雨で、実家がたいへんな事になった。

私の実家は、床上、床下浸水の被害を多数出した、都内某区にある。
日曜の夕方、父に呼び出され、mymyと実家に夕飯を食べに行っていた。
大河ドラマを見終わって、そろそろ帰ろうかと重い腰を上げた時には
家の前は既に川になっていた。

実家は川の近くにあるのだが、家の前の道が川になっているとは・・・
川向こうは車が半分水に浸かっている状態で、近所の人が誘導している。

明日の朝帰ろうと腹をくくり、外の様子を見に玄関から数段降りてみると、
膝までどっぷり水に浸かった。
ふと先の方から光が見えたと思ったら
ドオォォォォォッと水を掻き分けながら車が泳いでくる。
車が通った後は、まるで津波状態。
波が家に容赦なく襲いかかる。
暫くすると消防が来て、家の前の道(川!?)は通行止めになった。

そんな事を見ていたら、突然家の中の明かりが消えた。停電だ・・・。
こりゃ、地下に水が入ってショートしたな。
地下の物、大丈夫かな・・・地下・・・車庫の横か・・・

車!!!

大変だ!車を移動しないと、水没するぞっ。

すでに家の前の川は、私の腿の辺りまで来ている。
出るなら今しかない。
意を決して、キーを握り車庫へ向かい、シャッターのスイッチを・・・
押しても駄目だ・・停電してるんだった。
手で持ち上げようとしてもびくともしない・・・。手動切り換えがないのだ。
なす術もなく、車はどんどん水に浸かっていった。
あと数分早く気付いていれば・・・。さようなら車さん(T_T)

地下は当然水没・・・。水かさはどんどん増え、あっという間に床下まで。
床下収納も水没・・・。めぼしい物だけ拾い上げる。
とうとう本物の川が氾濫し、水が更に流れ込んでくる。

mymyと私が玄関の靴を高いところに非難させている時に
父と母は外で何やらモメている・・・。
ちっ!災害時になにやってんだよ。
「災害時は協力し合わなきゃダメなんだよ」とmymyに愚痴る。

だいたい、この家は懐中電灯やラジオに電池が入っていないとか
カッパや長靴がすぐ出せるところにないとか
おまけに停電したら電話もお風呂も使えないとか。
災害に弱い家だなと、つくづく感じた。

mymyは興奮状態で、懐中電灯をもって必要以上に家中歩き回り
「災害時に無駄な労力を使うんじゃない!非難するような事になったら体力がいるんだから」
と私に怒られ、ろうそく番に落ち着いた。
それから、いちいち私の許可を取っては窓から外の様子を見ていた。
窓から見る家の前の川・・・この異常な光景はmymyの目にはどう映ったのだろうか。

夜中になっても雨の勢いは衰えず、停電も直らず
蒸し暑い中、怖がるmymyを無理やり寝かしつけた。

明け方になって雨が止み、ようやく川の水もひいてきた。
夜中の状態が嘘のように道路が現れ、辺りには悪臭が漂っていた。
残ったのは、泥とエンジンのかからない車と、水没した地下。

あまりの惨状に言葉もなく、暫く呆然としてた。
まだ停電が続いていて、食事の支度もままならず、
mymyを学校に行かせるために、一度家に帰る事にした。

手伝いに戻ったら、夕方までかかるだろうと思い、
mymyの引取りを近所の友人Mに頼むと、
「夜までいいから行っておいで」と頼もしい答え。
ありがたいこっちゃ。

午前中、仕事をしてからお昼を食べる間も惜しんで実家に向かう。
やはり車はダメだった・・・。レッカーでディーラーに持って行ってもらう。
そして地下室は、消防の人が水をくみ上げてくれたらしいが
途中まで吸い上げたところで荷物が邪魔をしてホースが入らなくなり
水を残したまま去って行ったという。
残りは荷物をどけてから、自分で業者に依頼してくれと言われたらしい。

気力を失い、うなだれている母を従えて地下に入る。
水を含んだ重い荷物を運び出し、バケツで水を汲み上げ・・・
腰が痛くなったころに、区から派遣された業者が水を汲み上げに来てくれた。
助かった・・・行政の対応がよかったな(今回の件に関しては)。
その後も数え切れない量の荷物を運び出し、あっという間に車庫の半分を埋めた。
母が「もういいわよ。無理すると倒れちゃうからやめなさい」と言うので
家の中で片付けをする事にした。

仕事から帰ってきた父は「おー、ごくろう」の一言で地下を見に行こうともしない。
疲れ倍増。父はそんな人です・・・。
mymyはM家で夕飯を食べさせてもらい、お風呂に入り、9時には寝てしまったそうで
とても連れて帰れないので、そのまま泊まらせてもらった。
本当に助かりました。毎度お世話かけますm(__)m
ありがとうMファミリー♪

あっという間に時間が過ぎ、とても床下収納までは手が回らなかった。
まだ荷物が水に浸かっている。
雨水と川の水が混ざった独特の匂いがする。
シャワーで洗い流しても、なんとなく足に匂いがついている気がする。

それでも、家族も家も無事だった事は不幸中の幸いと思うしかない。
床上浸水や避難された方々を思えば、この程度で済んでよかったと・・・。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
後の処理を考えるだけでも精神的に疲れ果ててしまいそうですが
頑張って乗り切りましょうね。






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最終更新日  2005年09月07日 00時08分31秒
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