Bchannail

前日に続いてのバレエレッスン。
すごく憂鬱な気分の私をよそに、張り切ってレッスンに向かう、目の腫れたmymy。
頑張ろうという意欲が感じられ、頼もしささえ感じた。

けれど、私の中で昨晩mymyを攻めすぎてしまったことや、
この先のスタンスに悩んでモヤモヤしていたので
同じスタジオのママ（彼女には5年生と2年生のお嬢さんがいる）を誘ってお茶する事にした。

前の日に、先生の姉さんから言われた事を話し、私の説教話もしたところ
「それは時間をかけて直していくしかない。」
「うちのお姉ちゃんが、ようやくできるようになったかな～って感じだもん。焦っちゃダメだよ。」と。

私は自分の中の完璧主義が、出来るはずという思いを作り出して
厳しくなりすぎるのかもと言ったら、
彼女は、こう言ったら失礼かもしれないけれど、と前置きをした上で
「それは貴方が多少なりともmymyに追い目を感じているから、
どこに行っても恥ずかしい思いをさせないように、という強い気持ちが人一倍あるんじゃない？」
「mymyはずいぶん頑張ってるよ。ママを悲しませないように、
心配かけないようにと一生懸命やってるよ。」と。

こんなに厳しくて怖いお母さんなので、たまにmymyがかわいそうに思うことがある。
この先どう見守って行ったらいいか、正直わからなくなってる。という私に
「いい子に育ってると思うよmymyは。頭のいい子だから、全部わかっているから大丈夫よ。」
とも言ってくださり、思わずポロリなのでした。
ありがとう、Ｃさん。
少し胸のつかえが取れたような気がしました。

後半だけでもレッスンを見ようと、スタジオに行った。
昨日あれだけ泣かされたんだから、今日は頑張るだろうな・・・。
でもあんまり見ないようにしようと決めていた。

スタジオに入って数分後、突然、先生の怒鳴り声。
「mymy！こっち向きなさい！」「注意されたら、歩きながら直すんじゃなくて、
先生に見えるようにやってみなさい。」
「そっぽ向いていないで、話をしている人の目を見なさい。失礼だよ！！」

・ ・・全くその通りです。
昨日あれだけ言われて、何を感じたんでしょう？？
彼女はプライドの高い完璧主義。
だから自分が出来ない事を認めたくない。

昨日の今日で、このザマかい・・・怒る気も失せるよ。
がっくり疲れて家に戻り、その日は何も言わなかった。・・・言えなかった。
明日になったら状況はよくなってるかもしれない・・と
コリン・パウエル著のマイ・アメリカン・ジャーニーの中の言葉が頭に浮かんだ。


翌日は、気になることがあったので、学校を早退させた。
ここ数日、耳の中がポワーンとするとか耳鳴りがあるとか痛い時があるというのだ。
もしや中耳炎！？

幼稚園の頃に一回中耳炎になり、病院で切開してもらったことがある。
「切開したから明日来てね」といった、その医者は次の日急に休みやがった。
後で聞いた話だが、地元ではよく休むと評判の病院だった・・・。
二度といくもんか。

という訳で、家から2駅も先の耳鼻科に行ってきた。

毎日気にしているようでもないし、痛みも持続していないし、
鼻風邪をずっとひいているから、ボーっとするのかな～なんて楽観視していた。

ところが先生は、「鼓膜の張りが弱くなっていますね。聴こえが悪くなってると思いますよ。
検査してみましょうね。」と。
え！？(￣□￣；)！

聴力検査をしてみると、「やはり聴こえが標準より悪いですね。」と。
がーん！(￣□￣；)！

どうやら、鼻風邪が原因で耳に悪影響が与えられているというのだ。
「このまま放っておくと、痛くない中耳炎に発達します。」と。
のおぉぉぉぉぉ！(￣□￣；)！

それって・・・私のせいじゃん？
ずっと鼻をずるずるしていたのに、鼻なんてかめばいいのさーとか言って薬も飲ませなかった。
耳がおかしいって言われてたのに、何日も病院に連れていかなかった。
寝不足と風邪と耳鳴りとで、かなり悪条件の中、あんなに頑張っていたmymyに
私は、誉めるどころか罵声を浴びせた・・・。

悲しくって、情けなくって、泣きたくなった。
（本当に泣きたいのはmymyの方だと思うが・・・）
幸い、通院治療とお薬とで治せるようなので、しばらく耳鼻科通いが決定した。

その日も、頑張ってレッスンしていたmymy・・・。（行かせたんかい！？）
ダメ出しが始まってるレッスンは、かなり厳しい。
しかも薬を飲んじゃったので、頭がボーっとしてるはず。
それでも泣かずに、一生懸命食いついていってたね。

家に帰って遅い夕飯を食べたら、洋服のまま倒れるように寝てしまった。
・・・母は、エゴイストですね(T_T)
ごめんよ。思いやりのかけらもない、自己中なバカ親だね。

かな～り落ち込んでます・・・。