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テーマ:空手道(581)
カテゴリ:格闘技
空手の練習日だった。
いつも、練習場ではマジメにやらない娘。 練習前は、歩きながら約束組み手や型の練習に忙しいのに。 ほぼ毎晩、ガラスに映る自分の姿を見ながら型の練習。 ...いいけど、その型の試験、もう終わってますから! いつも通り、おしゃべりと遊びに忙しく、ちっとも練習に身が入らない。 いいキックしてるのに、組み手の試合には出たくないと言う。 段を取ったら、空手をやめるとも言う。 なのに、練習用のミットやMY防具は欲しいらしい。 師範に話すと苦笑い。 「宗家が来てるときはマジメに練習するのになあ」 帰り道、新しい道場ハケーン!! この前、工事していたお菓子問屋の倉庫あとだ。 リングが設置され、防具を着けた男性2人がスパーリングをしている。 じーっと見つめる娘。 「ボクシングみたいやなあ」 「でも、キックも出てるで。総合格闘技やろか?」 「向こうに胴衣着てる人がいる」 「うーん、空手ともちょっと違うよなあ」 「あっ、同じことしてるで」 「まあ、基礎練習やから、同じこともするやろ」 チャリにまたがったまま、動こうともせずに、見つめ続ける。 ホンマは好きなんやろ? 格闘技。 スパーリングで頭部に蹴りが入り、崩れる男性。 正に、『落ち』てるぞ。 「うわぁ! 痛そう!」 スパーリングが終わり、奥のメンバーが基礎練習をしている間も、ただじーっと見つめている。 2度目のスパーリングでは、さっき落ちた男性の息が上がっているのがわかる。 「ヲイヲイ、バテるの早すぎるぞ!」 「ホンマやなあ。 もうふらふらや。 でっかいのに」 1ラウンド終わるのを待って、やっと動きだした娘。 「オモロいか?」 「別にぃ」 その割に熱心に見てたよなー。 30分は見てたぞ。 やっぱり、格闘技魂が宿ってるんやで! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 4, 2005 08:31:52 PM
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