カテゴリ:日々の出来事
夕べテレビを見ていたら、「地球危機2008~何気なく暮らしている人たちへ」という番組で今存亡の危機に直面している、動植物や地域、森などが映し出されていました。
私は以前から環境問題にはとても関心があったので、4時間強の番組でしたが最後まで見ました。 こういう深刻で暗い話題をブログに載せると、あまり真剣に読んでもらえないかもしれませんが、興味のある方は最後までお付き合いください。 今世界中で水の奪い合いが始まっているのを皆さんは知っていますか? 蛇口をひねると無条件に出てくる水です。 今はこぞって各国が石油確保に躍起になっているようですが、今後は水戦争が起きるとまで言われています。 石油に代わる資源はあっても、水に代わる資源はないし、人間は水がなければ生きていけませんからね。石油より深刻です。 日本では出て当たり前になっている水を、毎日何時間もかけて汲みに行く少女や、ある地域では、湖が年々干上がって悲鳴を上げている地域。。。 そうかと思えば、沿岸の水位が毎年上昇し、住む家さえ失いマラリアなどの病気で死んでいく人々など、今地球で起きている一つ一つが、我々人間が経済発展のためにしてきた事へのつけなのです。 経済発展も必要かもしれないけど、そのために森林伐採や農地の埋め立てなどで、行き場を失う人々や動物達がいたとしたら。。。 国はそういうことには簡単に目をつむります、隠蔽します。国の力は絶対ですから。 私達日本人にとっても「遠い世界の出来事」では済まされない状況にまできています。 現に毎年起こる台風の勢力は増すばかりで、それには温暖化が大きく関わっているそうです。 東京のある遊歩道では満潮時には水位が上がり、遊歩道にまで達していました。 あのローマ帝国が滅びた背景には環境問題があったそうです。 どんな力を持ってしても、自然には到底太刀打ちできない事を、国民一人一人が真剣に考えて欲しいと思いました。 日本は残飯率世界一と聞きました。不名誉なことです。 コンビニに行けば、いつも弁当の類が積まれていること自体がおかしいです。 売り切れがあっていいはずなのに、どんどん運ばれてくる新しい弁当。 そして少しでも期限切れの物は廃棄処分。。。家畜の飼料になるのはほんの一部です。 そうやって、さもこの日本は豊かなんだと勘違いしている人が多いと思います。 ほとんど輸入に頼っているのに、簡単に捨ててしまうのです。 唯一米は自給できていたものを、減反政策とやらで農地を減らしてしまい、ゴルフ場だの施設だのと建て続け、今になって又農地を作ると言っても無理です。 壊すのは一瞬でも、元に戻すのには何倍もの時間と労力と費用がかかるのです。 そんな事位素人でもわかりそうなもんですが、政治というのは何の為にあるのかと疑問に思ってしまいます。 話はそれましたが、これからも快適にこの地球という生命体で暮らしていこうと思うのなら、するべき事はおのずと見えてくるはずです。 資源の無駄遣いはやめて、リユース・リデュース・リサイクルこれを企業にやってもらい、国民にばかりさせないで行政もきっちり動くべきです。 一番は国レベルで政治家が先頭に立ってやってもらわないと、個人でやれることはたかが知れてます。 もう「知っていてもやらない」では済まされないところまできています。 夕べのテレビの中で、11月に咲くひまわりや桜、冬に採れるスイカなどを目の当たりにして、日本の四季が崩れようとしているなぁ。。と感じ、ちょっと怖くなったのはわたしだけでしょうか。 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。 これを読んで何かを感じていただけたら嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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