カテゴリ:日々の出来事
最近、動物による農作物被害のニュースをよく目にする。
しかし、一方的に動物が悪いのだろうか。 昔は日本に存在しなかった外来動物が、今や何千種類も定着しているという。 愛らしい顔の八丈島のキョンや、アニメで有名になったアライグマなどもそうである。 元々は、人間がかわいい、珍しいという理由で外国より持ち帰ったり輸入したり、 動物園から逃げ出した動物を放置して野生化させてしまったり、ペットとして飼っていたけど大きくなって飼いきれなくなったと捨てたり。。。 すべて人間の仕業である。 それを今更増えすぎた、農作物の被害が出る=捕獲処分しろ! まことに勝手な言い分である。 この手の問題にはいつも人間が絡んでくる。 動物が生きる為に、本能的に食べ物を求めるのは当たり前のことで、それによって作物に被害がでるのも当然だといえば当然のこと。 しかし、農家の人にとっても被害が続くのはたまらない。 はっきりいって、動物被害よりその背景にある人間がしてきた事のほうに問題があるように思える。 最初の段階で人間が過ちを犯さなければここまで深刻にはならなかったのではないか。。。 結局増えた動物によって被害が出たり、人に危害を加えるようになると、人間もその動物を憎むようになり、処分しろ!ということになり、結局お互いが辛い悲しい思いをするのだ。 大体は弱い立場の動物が、悲しい結末を強いられる。 人間は自然や動物の力なしでは生きていけないのに、いつの時代も傲慢さはなくならない。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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