カテゴリ:動物愛護
今朝のスパモニで、ある自治体の愛護センターを取り上げていました。
犬猫の殺処分ゼロ!を目指して頑張ってる職員たち。 熊本市の愛護センターです。 毎日全国で、800頭程の犬猫が処分されているそうです。 年間にするとかなりの数です。 でもこの熊本の愛護センターでの処分は今現在ゼロだそうです。 夢の様な話ですよね。 いつまでこの現状を続けられるかわからないけど頑張っておられます。 HPを作成して、画像付きコメント付きで1頭でも多く新しい飼い主が見つかるように努力されてます。 このような自治体ばかりならいいのですが、中には暗く汚い檻に詰めこみ、処分の日がきたら流れ作業のように処分していくところも多いと聞きます あえてどことは言いませんが、ある自治体では愛護団体が引き取りたいと言ってもガンとして受け付けないところがあるそうです。 なぜ、まだ命あるものを助けたいと言ってるだけなのに、それを受け入れないのか理解に苦しむとその愛護団体の方も言ってました。 昔から個人的にあまり好きな市ではないので、「あ~やっぱりね」っていう何の根拠もない感情が生まれましたけどね。 人間ってそんなもんです。 だから今回の熊本の事を聞いて、益々熊本が好きになりました 私の好きなプロ野球選手の出身地熊本。 トマトが美味しい熊本。 旦那と旅行した熊本。 だから他の自治体にも頑張ってほしいです。 この熊本を見習って。 そうすれば、私のように熊本を好きになって、熊本の人気も上がるしちょっと旅行にでも行ってみるかぁなんて事にもなるかもしれませんもんね。 話はそれましたが、熊本のセンターでは1999年には742頭だった処分数が2007年には71頭にまで減り、どうしても処分しなければならなくなっても、1頭1頭注射を打ち眠るように命を閉じていく、本当の意味での安楽死ができるようになったと言います。 この驚異的な数の減少はすごい事です。 身勝手な飼い主が持ちこんだ場合でも、かなりの時間をかけて説得します。 「はいそうですか」と言って受け取ることは簡単です。 それをしないのは、長年処分をし続けてきたことへの後ろめたさや怒り、悲しみいろんな感情が入り混じって「もう処分はしたくない!」という職員の強い思いからです。 こんな仕事誰だって嫌ですよ。 犬猫達は最後にドリームBOXという箱の中へ無理やり機械で追いやられ、冷たい箱の中でその生涯を苦しみながら閉じていきます。 この瞬間がとても辛いと職員は言います。 でも誰かがボタンを押さなければいけないんですと。。。 誰が名づけたのかドリームBOX 夢の箱? もがき苦しむのに夢の箱? アホじゃなかろかと、怒りが込み上げてきます。 名前変えろって! すみません、つい興奮してしまいました。 ある所では、不要ペット回収車というのが定期的に回ってきて、いらなくなったペットを引き取っていきます。 ゴミ回収車のように・・・ この日もある高齢の女性が 「お前たちごめんね、ごめんね」と言いながら仔猫を冷たいステンレスの箱に次々と入れてました。 ごめんねというわりには、ためらう事もなくさっさと入れてましたけどね。 なんだか厄介払いができてよかったかのように。 あと、高齢の夫婦が犬を持ち込んできたので、職員の方が 「このあとこの仔は処分されるんですよ」と言っても 「はい、かまいません」となんのためらいもなく言ってのける。 一体今までどういう思いで飼ってきたのかと呆れるばかりです。 この番組でもドイツのペット事情の事が紹介されていました。 ドイツではペット税があり、ペット業者にも厳しい規制があるので、殺処分はないと。 むやみに飼う事を規制する意味では、ペット税賛成です。 ただ、日本だと「私はそんなものなくても終生大事に飼います」とかいう人も出てくるでしょうけどね。 あ~、いつになったら処分される犬猫がいなくなるんだろうか・・・ ほんとにモラルが低いぞ日本人! 私が住んでる自治体でも、HPを作成して里親募集をしているようです。 そして第2土曜日には譲渡会をして、10頭前後の犬猫を里親に渡しています。 自分の住んでる自治体がこうだとなんだか嬉しい気持ちになりますね 長い文書を最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。 これを読んで、何かを感じて頂けると嬉しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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